玄関ドアの錆(サビ)。 扉交換なしで綺麗に直す方法。

ドアの「閉まらない」「隙間ができる」サビ、放置するとどうなる?
玄関ドア(特に下部)がサビて膨れることで、「きちんと閉まらない」「隙間ができる」 というご相談は実際に多く頂きます。
この状態を放置すると、見た目の問題だけでなく、
- 隙間から 虫や雨水が侵入する
- サビが進行して ドア枠や下部が腐食してくる
といった影響が広がってしまいます。
ただし、早めに対策すれば交換ではなく補修で解決できるケースも少なくありません。玄関の不具合でお困りの方は、補修という選択肢もぜひご覧ください。
玄関ドアの錆(サビ)補修事例のご紹介
親子扉仕様の玄関ドアの補修事例をご紹介します。
小扉の足元が錆びて膨らんだことで、親扉がきちんと閉まらず、日常の開け閉めにも支障が出ていました。さらにサビによって隙間が生じ、そこから虫が侵入してしまうというお悩みでご相談いただきました。

補修前
弊社へのご依頼前にリフォーム会社さんへ相談されたそうですが、その際は「ドアごと交換」という提案で、費用が高額になるため他に方法はないかお困りだったとのことです。
弊社では状態を確認したうえで、サビの範囲が限られていたため補修で十分対応できると判断し、交換ではなく補修による解決をご提案しました。
補修前

玄関ドアのサビ部分

ドアを閉めた状態での隙間

外の金具部分
補修後

サビを取り、塗装で仕上げ



玄関ドア全体
ドア交換とのコスト比較と費用の目安
玄関ドアを交換する場合、製品価格・工事費を含めて30~50万円以上かかるケースが一般的です。デザインや性能をグレードアップすると、さらに高額になることもあります。
一方、補修であれば5~10万円程度で収まることが多く、時間も1日程度で完了するのがメリットです。
補修のメリット
- コスト削減:交換の数分の1で直せる
- 短工期:生活に支障をきたしにくい
交換は確かに安心感のある方法ですが、サビの範囲が限られている場合は補修でも十分対応可能です。状況に合わせて、まずは補修を検討するのがおすすめです。
まとめ
玄関ドアのサビは、進行具合によって「補修で十分直る」場合と「交換が必要」な場合があります。
次のような症状が見られたら、早めの補修検討がおすすめです。
- 扉の下部に膨れや変色がある
- 閉めても隙間ができる(穴が開いている)
- サビが進行して塗装が剥がれている
- ボロボロと朽ちた破片が取れる
放置期間が長くなるとサビが進行し、補修では対応できず交換しか選べないケース に発展してしまうこともあるのでご注意ください。
※特にヒンジや扉を支える金物に影響している場合は補修が難しいです
「交換しかない」と思われがちな玄関ドアですが、補修という選択肢で、費用や工期を抑えつつ綺麗に直す方法があります。
まずは現状の写真と合わせて、お気軽にご相談ください。



