水を吸い、浮いてしまったフローリングの原因究明と解決方法
フローリングの補修事例です。
補修前の状況と解決方法
建設会社さまからご相談頂きました。
横に広いお部屋で、フローリングが水気を吸い、浮いていました。
これはフローリングの割付(貼る位置)の問題で、洗面前に小幅のフローリングがあった事が原因でした。
再度フローリングを張り替えるにしても、割付を変えるには全張り替えになります。割付をずらしても、他の部屋で同様の事が起こる可能性があります。
そこで、下地を固めて、敷居(靴ずり)を広めに取ることにしました。
単板(薄い板)を貼って、色合わせをしてウレタンで再塗装していきます。
ビフォーアフターではこんな風に変わりました▼
作業レポート
この作業をしたことで、もう剥がれることはないかと思います。
補修というと、キズを直すことだと思われがちですが、それだけではなく様々な選択肢があります。
単にキズを直して、再発していては意味がないと思います。
原因を考え、そして根本から解決して直すことも補修技術です。
状況によってご提案内容も変わってきますので、状況を詳しくお聞かせ頂ければと思います。