補修事例

2026/05/11

フロアタイルが波打つのはなぜ? 劣化だけではない「2つの意外な原因」

 

「フロアタイルがボコボコと浮いてきた」
「歩くと違和感があるけれど、貼り直せば直るかな?」

そんなお悩みで床をよく見てみると、特定の場所が盛り上がったり、波を打ったりしていることがあります。

実は、フロアタイル自体の寿命よりも、その下にある「下地(元の床)」に原因があるケースが非常に多いです。

この記事では、フロアタイルの「波打ちの原因」についてご説明します。

 

以前の修理で打った「ビス」が原因のケース

フロアタイルを貼る前の「下地作り」の段階で、すでに元の床が少し浮いたり鳴ったりしていた場合、その浮きを抑えるためにビス(ネジ)を打って固定することがあります。

ビスで一点を固定したものの、いずれ他の箇所が上がってきてしまう

一見、床を平らにするための処置に見えますが、これが後に波打ちを引き起こす原因になることがあります。

盛り上がりの起点になる

ビスを打った箇所が支点となり、周囲の床材が反り上がってしまうことがあります。

タイルを押し上げる

下地の小さな凹凸や盛り上がりは、上に貼ったフロアタイルにダイレクトに伝わります。薄いタイルだからこそ、下のわずかな「でこぼこ」を拾って波打って
しまいます。

なぜか「特定の場所だけで盛り上がっている」という場合は、この下地の処理が影響しているかもしれません。

 

見えない場所で進む「水漏れ」のケース

フロアタイルをめくると水漏れしていた事例

ビスの影響ではない場合、次に考えられるのが床下での水漏れです。特にキッチン周辺で波打ちが起きているなら、注意が必要です。

タイルが「蓋」になる

フロアタイルは水を通さない素材です 。そのため、下で水漏れが起きても表面からはすぐには分かりません 。

湿気が逃げない

ビニール素材が蓋の役割をして湿気を閉じ込めるため、中のフローリングが乾かずに腐食してしまいます。

腐食による膨張

限界まで水分を吸った木材が膨らみ、上に貼られたタイルを押し上げることで「波打ち」が発生します。この場合、波打ちが起こっている時点で、下地が深刻なダメージを受けている可能性も考えられます。

 

フロアタイルの波打ちを直すにはどうすればいい?

では、実際にどのような直し方があるのかをご説明します。

波打ちの原因にもよりますが、床の波打ちを解決するには、さらに上から抑え込むのではなく、原因部分を調整する必要があります。

「ビス」が原因のケースの場合は、浮いている元々の部分をミリ単位でカットして調整する方法で施工します。そうすることで、波打ちを完全に解消し、再発を防ぎます。

また「水漏れ」が原因のケースであれば、元々の床材を部分張り替えをして、その上からまた新しいフロアタイルを張って仕上げます。

 

まとめ:波打ちの正体を知ることが大切です

フロアタイルの波打ちは、単なる見た目の問題ではなく、床が発している何かしらのサインの可能性が高いです。

ビスの跡であれば

下地を平らにカットして整え直すことで改善します。

水漏れであれば

腐食した部分をしっかり直さないと、カビや被害の拡大に繋がります 。

ご注意ください
「接着剤が剥がれただけ」と放置したり、さらに上から何かを張るべき?と新たなDIYは避け、「何が原因で波打っているのか」を正しくご確認されることをおすすめします。

もし、ご自身で原因がわからないという場合は、私たちが状態を確認することも可能です。大きな工事が必要になる前に、症状がある場合はぜひご相談ください。

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