キッチンのシャワーホースからの水漏れでカビが発生した事例
シャワーホースから水漏れがあった案件です。
フローリング(キッチン内)で、しっかり濡れたところは変色しています。
キッチンの中の状況
キッチンの水栓からの水漏れで、底板と引き出し部分が変形し、かびも発生しています。
フローリングなどすぐに確認できる場所はわかりやすいですが、キッチンの底など隠れている部分にも水漏れの影響がないか確認することは大切です。
今回、キッチンの底板は撤去します。
ちなみに撤去したキッチン底板の裏側にはカビが発生し、臭いもかなりありました。
フローリングの状況
キッチンから廊下にかけてのフローリングも、水濡れしたところは変色しています。
またしっかりとした変色は見えませんが、赤丸範囲まで水濡れが確認されました。
キッチン部分の施工について
底板の交換と合わせて、キッチンの引き出しも交換しました。
キッチンを丸ごと交換ではなく、引き出しのみ交換をすることは可能です。
補修会社として、できるだけ費用と時間の削減を考えます。
フローリングの施工について
フローリングは朝日ウッドテックのライブナチュラルシリーズを施工しました。
作業レポート
水漏れの影響があった部分をしっかりと取り除き、安心してお過ごしいただけるようになりました。
今回は
- フローリングの張り替え
- キッチン底板、引き出しの交換
を行いましたが今回の作業は火災保険の適用で施工することができました。
水浸しになったフローリングは、火災保険で直せる?
火災保険とは、火事で家具や建物が損害を受けたときに、修繕費用を補償する保険です。
水漏れでフローリングが水浸しになってしまった時、火災保険の補償内容によって「水漏れも対象」となるケースがあります。契約内容が火災時や建物のみの場合は「水漏れは補償対象外」となりますのでご注意ください。
水漏れが起きてしまった際には、まず「保険に加入しているか」、加入している場合は「補償内容」を確認しましょう。
ちなみに、保険を使っても保険料は高くならないの?
「損害保険金=直す費用」は、ご加入の火災保険の「支払限度額内」で支払われるので、保険を使うことで保険料が高くなることはありません。
ただし、申請回数が多いなど、状況によって契約更新時に保険料が高くなる可能性はあります。
火災保険で直す流れ
一般的に、保険会社に電話をして状況を伝えるとともに、補修箇所の写真を送ります。その際、最初の電話と送る写真はとても大事になってきます。
火災保険の利用をお考えの場合は「保険会社への連絡」の前に、弊社までご相談ください。
※無料ダウンロードにご入力頂いたメールアドレスにこちらからご連絡はいたしません。お見積り・ご相談の場合はこちらからご連絡お願いいたします。