アルコール除菌で色はげ・ベタベタする木製テーブル。その対処方法とその費用。
木製のテーブルをアルコールで拭いていたらベタベタすることはありませんか?
コロナの影響でアルコールで除菌することが増えました。
自分たちの手はもちろんですが、テーブルや取手などもアルコール除菌をします。
「なんかテーブルの色がはげてきた?」
「触るとなんかベタベタする?」
今回はそんなテーブルの対処方法についてご説明します。
まず色はげとベタベタの原因を知ろう






【参考写真】

アルコールで拭き続けたテーブル
天然木の家具など、質感を大事にしているようなテーブルは、ニスやワックス、ラッカー塗装やオイル仕上げのものがほとんどなので、アルコールで拭いてしまうと
- 触るとベタベタする
- 色が手についた
などの現象が起こる原因となります。



再塗装でコーティングする




テーブル 再塗装前

テーブル再塗装 ビフォーアフター

テーブル 補修後
再塗装する場合のメリットとデメリット
まずはメリットからいきましょう。
メリット
- アルコール除菌しても塗装がはがれにくい
- 手に塗装や色が付着しない
- 好みの色に変えられる
- 水分に強く、汚れても簡単に拭き取ることができる
- 経年変化がないので色が変わっていく心配が不要
- 輪ジミになりにくく、傷もつきにくい
- 反りやヒビ割れが起こりにくい
- メンテナンス不要
などです。


※輪ジミの参考画像


デメリット
- 長く使い続けていくうちにキズがつく
- 熱いものを直接置くと白く変色したり、塗膜が割れる恐れがある
- ニスやワックス、オイル仕上げのような質感(木肌感)はなくなってしまう
- というのが気になる点です。

・テーブルの質感を活かしたままにする
・アルコール消毒に耐えられるように再塗装する
むずかしい選択ではありますが、アルコール除菌が必須なこれからの時代で大事なテーブルをより長く、大切に使うためのご提案をしています。

再塗装の費用について
- 作業費
- 1,200mmまで:7万円
1,800mmまで:10万円
作業から納品までの流れとしては、
弊社に持ち帰っての作業を行い、補修後に納品します。
- 作業スペースが確保できない
- 作業中に家にいる時間がなかなか作れない
- リビングでの作業はむずかしい
- コロナが心配で人を家にあげたくない
などの場合も、
といった、持ち帰りで作業を行いますので
作業中に発生する、薬品・塗料の臭いも気になりません。
※現在、持ち帰りでの補修は兵庫・大阪エリアのみの対応とさせていただいております
運搬費
大切な家具かつ重量がありますので、作業費に加えて運搬費がかかります。
- 運搬費(作業員2人往復)
- 時間指定ありの場合:45,000円
時間指定なしの場合:30,000円
※天板のみ取り外して持ち帰った費用となります。

まとめ
新型コロナウィルスの影響で、マスクや除菌が当たり前になりました。
自宅にも、コロナを持ち込まないために手洗いうがい、さらにテーブルや取手などにもアルコールで除菌するようになりました。
しかし、テーブルによってはアルコールで拭くことでニスやワックスが溶けてしまい、ベタベタしたり色移りがおこるようになります。
ニスやワックスが剥がれないように、再塗装すればアルコール除菌が可能です。
メンテナンスが不要などの、メリットはたくさんあるものの、天然木などの家具がもつ質感がなくなってしまうのでデメリットもあります。
・テーブルの質感を活かしたままにするか
・アルコール消毒に耐えられるように再塗装するか
むずかしい選択ではありますが、
アルコール除菌が必須なこれからの時代で大事なテーブルをより長く、大切に使うためのご提案をしました。
ご相談など、お気軽にお問い合わせください。