見えない場所の点検・調査方法。穴を開けても直せる?

見えない場所の点検・調査方法
通常では見えない場所を点検・調査する必要が出たとき、「穴を開けたり」「一部を壊したり」する必要があります。
そんな時、リペアが強みを発揮します。この記事では「直せるから壊せる&リペアの強み」をご紹介します。
見えない場所を点検・調査したい場合

工事の現場では、普段は見えない部分を確認しなければならないケースがあります。
特に以下のような場面では、壁や床を部分的に壊す作業が避けられません。
見えない場所の点検例
- 床の調査:床の黒染みの原因を調査
- 水漏れ調査:配管や給水管の異常を点検
- シロアリ、カビ点検:床下や壁内の構造を調査
- 電気配線の不具合:隠れた配線の状態を確認
- 老朽化した建材の調査:普段見えない劣化箇所を確認
このような点検・調査が必要な場合、「見えない場所にどうアクセスするか」が大きな課題です。
「壊す工事」を避けたい理由
点検や調査のために壁や床に穴を開けることは、工事会社さんにとっても施主さんにとっても大きなハードルがあります。
壊して確認せざるを得ないものの、原状回復まで対応できる工事会社さんは多くありません。また、施主さんにとっても
- 「壊して元に戻るの?」
- 「余計な費用がかかるのでは?」
という不安がつきまといます。
「直せるから壊せる」リペア補修技術の強み

そこで役立つのが、リペア(補修)技術です。
弊社では「直せる力」があるからこそ、点検や調査のために必要な穴あけや部分解体を柔軟に行えます。
部分解体後も原状回復できる補修技術
- 穴を埋める:壁や床に開けた穴を施工前と変わらない状態に復元
- 傷を直す:調査の際についた傷や凹みも補修
- シート貼り替え:シート自体を張り替え新品同様に仕上げ
リペアで直しやすい位置を確認しながら「壊しても元通りにできる」からこそ、施主さんへの説明も明確になり、工事を安心して進められます。
実際の活用事例
水漏れ調査用の穴
床下の配管を点検するため、一部のフローリングに小さな開口を設けました。
調査完了後は、継ぎ目を丁寧に補修し、施工前と変わらない仕上がりに復元しています。

フローリングに小さな開口

継ぎ目を丁寧に補修して完了
シロアリ・カビ点検
構造材にシロアリの被害や痕跡がないかを確認するため、和室の畳下に点検口を設けて床下を調査しました。
調査後は、点検跡がわからないほど自然な仕上がりに補修しています。

点検の結果シロアリが原因だった框(かまち)

框(かまち)の補修完了
別内容にはなりますが、通常では「 框(かまち)を取り去るには、階段の袖壁と左にある下駄箱を外さないといけない大仕事」となります。
ただ、同じサイズの木を固定すれば、表面の仕上げは弊社の補修技術で綺麗になります。もしシロアリなど、お困りの方はぜひ下記の記事をご覧ください。
このように、点検から原状回復まで一貫して対応できるのが大きな強みです。
まとめ|点検・調査に「壊しても直せる」安心を
通常では見えない場所を点検・調査する必要が出たとき、「穴を開けたり」「一部を壊したり」する必要があります。
その際、補修・リペア技術があれば、「穴を埋める」「傷を直す」「シートを貼り替える」など現場対応がスムーズになります。
点検・調査のために、直せなかったら困るという選択肢ではなく、壊しても直せるという選択肢で工事をサポートします。




