フロアタイルとフローリング、何が違う? 違いと直し方について解説

フロアタイルとフローリングの違い
見た目は似ているフロアタイルとフローリングですが、素材は全く別物です。簡単に違いをいうと、
フロアタイル
塩化ビニルが素材の、リアルな質感をプリントした、耐久性の高いタイル状の床材。

フロアタイルを張っています
フローリング
木が素材の、天然木や合板を加工した、木の温もりを楽しむ床材。

違いの見極め方ポイント
- 硬いものを落とすと「割れ・欠け」が起きるのがフローリング
- 硬いものでも押しキズがつかないのがフロアタイル
- 重い家具などを置くとその形のまま「凹み」が残るのはクッションフロア
大まかには上記の違いで判断しても良いかと思います。
ただ、現在主流のシートフローリングはしっかり見ないと見分けがつかないものもあります(その場合は、現地での確認となります)。
フロアタイル・フローリングそれぞれのメリット・デメリットは、何かしらの症状を直す上で大事な要素となりますのでぜひご覧ください。
フロアタイルのメリット・デメリット
水に強くサッと拭くだけで綺麗になるので、近年マンションやリフォームで非常に人気がある素材です。ただ、水に強いことで、水漏れなどに気づくのが逆に遅くなる原因にもなります。
フロアタイルのメリット
- デザインが豊富:木目だけでなく、石目やコンクリート調などの質感を選べる
- 水に強い: ビニル素材なので、飲み物をこぼしても染み込まず、サッと拭くだけでOK
- 部分的な張り替えが楽: 1枚単位で剥がせるので、ピンポイントで直しやすい
- コストパフォーマンス: フローリングに比べて材料費が安く、上張り(重ね貼り)にも最適
フロアタイルのデメリット
- 質感の「硬さ」: 木に比べると足元が冷たく感じたり、クッション性が少なかったりする
- 水漏れに気づきにくい: 水に強いからこそ、タイルの下に水が回っても気づきにくく、気づいた時には下地が腐食しているケースが多い(これが波打ちなどの原因になります)

フロアタイルをめくると、水漏れによってタイルの下で変色が起こっていた事例
フローリングのメリット・デメリット
住宅で最もスタンダードな、安心感のある素材です。綺麗に使うためには時にメンテナンスも必要ですが、心地よさは格別です。
フローリングのメリット
- 本物の質感と温もり: 天然木ならではの、裸足で歩いた時の心地よさは格別
- 資産価値がある:「フローリング=本格的」というイメージで、長く重宝される
- リペア(補修)との相性: 小さな凹みや傷なら、張り替えずに綺麗に直せる
フローリングのデメリット
- 水と湿気に弱い: 長時間濡れたままにすると、変色や波打ちが起こる
- メンテナンスが必要: 傷がつきやすいので、綺麗に保つには手間がかかる
- 全交換のコスト: ボロボロになった時は工事費が高額になりやすい

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フロアタイルとフローリングによって直し方は変わります

もしご自宅の床が「床が波打っている」「変色している」という場合、床がどちらの素材かによって、最適な「直し方」は変わります。
また症状によっても、最適な「直し方」があります。
- 自分の家の床材は何か?
- 症状(波打ちなど)の最適な直し方はどれか?
などはもちろん、再発を避けるため下地の処理までを考えた施工が必要です。
もし、現在はフローリングで全面張り替えが必要と言われたけど高額で困っているというような場合は、部分的なフローリング張り替え+フロアタイルで上張りという「ハイブリッド工法」も可能です。
フロアタイルとフローリングか、わからない。どちらかはわかったけど、どう直すべきかわからないとお困りの際は、写真と症状をお送りください。





