管理会社編 #1 もし分譲マンションが台風の被害に遭ってしまったら
今回のテーマは「分譲マンションが台風の被害に遭ってしまった時、補修技術で直せること」
毎年、台風の被害で補修に関するご相談をお受けします。
特に分譲マンションですと、
- 住民の方によって直したい箇所が違う
- 大量に同じ部材が必要になる
- とにかく急ぎで対応しないといけない
など、マンション管理会社の方は対応に追われていませんか?
目次
部材がなくて工事が進まない!そんな時、交換ではなくて補修で直せます!
マンションの場合、同じ部材が大量に必要になるケースが多いです。
例えば、
- 外壁タイルの欠けが3階から7階にわたっての被害
- 外付けの非常階段の破損
- ベランダの手すりの凹み
など、各階ごとに同じような被害が出るケースが報告されます。
補修では部材の取寄せが不要!
「手すりにモノが飛んできて凹んだ」
といった場合、手すりをまるごと交換しなければいけないと思いませんか?
実は、凹みの部分だけを補修で直すことができます。
キズがついた手すりの補修事例
タイルの亀裂の補修事例
部分補修のメリット
1. 部材の取り寄せが不要です
- すぐに作業に取り掛かることができます
- 作業の時間短縮になります
2. 交換せずに、補修で直せます
- 見た目もキレイに仕上がります(光の当たり方・見る角度によって色が違って見える事があります)
- 交換ができないような所にも対応できます
そのほかにマンションの直せる箇所
下記は、あくまでも一部の例ですが、意外と補修で直ることを知られていない箇所もあります。
アルミサッシの凹み | 玄関ドアのキズ |
大理石の欠け | 廊下の床シートのキズ |
金属系素材のキズ | エントランスのドア枠の凹み |
駐車場の鉄柱キズ | ベランダの隔て板の交換(要相談) |
打ちっぱなしコンクリート | タイル |
ペンキの壁 | 落書きなど |
詳しい施工事例は補修で直せるものからご覧ください。
現場調査からヒアリング、補修工事まで直接の作業も可能です
マンションが台風の被害にあってしまったとして、各部屋それぞれの被害を管理会社さんが取りまとめ、工事の段取りを組むのはとてもハードな事です。
従来の流れ
- 住民の方(マンション管理組合)の直したい箇所を管理会社が取りまとめる
- 管理会社が補修会社に依頼
- 補修会社が補修を行う
補修会社が直接請け負う流れ
- 住民の方(マンション管理組合)の直したい箇所を補修会社が直接ヒアリング
- ご要望から施工の日程などを決めて、補修する
- 管理会社に作業完了のご報告
メリット
- 作業時間や懸念事項など、工事に関する質問にスムーズに答えられる
- 直接やりとりするので、手間が省ける
- 時間短縮になる
- 仕上がりの相違がほとんどない
兵庫県知事 許可(般-30)第219533号
マンション管理会社さんに補修ができること
分譲マンションが台風被害に遭ってしまったら、
交換ではなく、補修で直せる選択肢をご提案します。
大量に必要な部材を取り寄せる手間と時間が短縮できます。
そしてコストも抑えられます。(交換の約10分の1程度の費用で行えることもあります)
また、具体的な補修方法や作業工程などを、マンション住民の方や管理組合の方へ直接ヒアリングをして、施工まで行うことができます。