【水漏れ】キッチンの底板だけを交換する方法とその費用について
キッチンの底板だけを交換する方法とその費用
この記事ではキッチンの底板だけを交換する方法と費用についてご紹介します。
キッチンを全体で交換する場合、かなり高額の大きな工事になります。でも、底板のみの交換であれば費用を抑えて工事も短時間で終わります。
キッチンの底板だけを交換ってできないのかな?と疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。
ほんの一部が濡れただけでもキッチンごと交換は本当に必要?
意外と知られていませんが、もしシンク下の引き出しや、底板に何か問題がある場合(水漏れをして湿っているなど)底板だけを交換することができます。
キッチン全体を丸ごと交換すると、大きな工事になり費用もかさみます。またその間キッチンが使用できないので困ります。
底板部分だけを交換する場合は、施工時間・費用ともに抑えることができます。
丸ごと交換 | 部分的に交換 | |
---|---|---|
費用 | 高くなる | 抑えられる |
施工日数 | 数日かかる | 数時間 |
部材の取り寄せ | すべて | 必要な箇所のみ |
キッチン底板交換の事例紹介
キッチンの底板交換をされる理由として、特に多いのはキッチンの水漏れで底板が濡れてしまった場合です。
今回ご紹介する事例は、シャワーホースからの水漏れで底板にカビが発生してしまった事例です。底板と合わせて、キッチンの引き出しの底板も交換しました。
コンクリート(RC)マンションの事例
引き出しを取り出さないと見えない部分ですが、底板にシミや水を染み込んだ跡がありました。
底板を撤去した後です。
底板の裏面にはカビが発生し臭いもありました。
とくに底板の下はフローリングが貼られていないため、水が広がりやすい構造になっています。
もし、水漏れから時間経過して、カビ臭い場合は底板に原因があるかもしれません。
底板の交換と合わせて、キッチンの引き出しの底板も交換しました。
底板にカビが発生していても、キッチン自体には特に問題がない場合はこれだけでまた綺麗にご使用いただけます。
レールや金物に傷みは見られず、まだ十分に使えるため、そのまま再利用します。
もしも水漏れによって水浸しになった場合
キッチンの水漏れでフローリングが水浸しになってしまった時、まずはご自身でできる対処方法として、できるだけ素早く「しっかり拭く→乾燥させる」ことが大切です。
ただ、そのまま放置してしまうとキッチンの底板だけではなく「キッチンの床自体」にも染み込んだ水が広がってしまう場合もあります。
もしも床に黒ずみがある場合
キッチンとは別の場所に「黒ずみができた」「知らない間に色が変わっていた」という場合は、水漏れが原因かもしれません。
床(フローリング)に黒ずみがある方で、中性洗剤を使用して拭いたけどなかなか取れないという方は、下記の記事をご参考にしてください。
まとめ
意外と知られていませんが、もしシンク下の引き出しや、底板に何か問題がある場合(水漏れをしたまま濡れているなど)底板だけを交換することができます。
キッチン全体を丸ごと交換すると、大きな工事になり費用もかさみます。またその間キッチンが使用できないので困ります。
底板部分だけを交換する場合は、施工時間・費用ともに抑えることができます。
もし底板部分だけできないかな?とお考えの方はお気軽にご相談ください。