玄関ドアの錆(さび)を全塗装+枠さび止めで補修した事例
玄関ドアの錆(サビ)を補修した事例です。
玄関ドアの症状
空室になったアパートです。
ドアと枠のサビが気になってお問い合わせをいただきました。
比較的海に近いためか、潮風・潮水が端部や金物設置部分(鉄の切り口やビス穴)や金属接合部(鉄の折り曲げ部分)などからサビが始まり、広がったと考えられました。
つまりこの1枚のドアだけでなく、合計8枚このように錆びてしまっています。
○ 作業前の状況
枠の下部もステンレスの敷居との接合部がサビはじめ、穴が空いています。
そこから中に水が入り、どんどんサビが広がっています。
蝶番部分も長年の可動でついたスレやビス周りから、潮水が届き錆びています。
枠の接合部も塗膜が少し薄くなってしまい、サビが広がってきています。
ポストもドアの切り欠き部分に潮水が届いてしまったようです。
扉の上部についた潮水が、接合部分から侵入して錆びの原因となります。
鍵・取手周りも同じく、穴のあたりにも潮水が届いてしまった様子です。
○ 玄関ドアの錆(さび)ビフォーアフター
錆びた部分は取り除きます。
そして、取りきれないところは錆転換剤で、再発しにくいよう施していきます。
扉をパテ・錆止め(プライマー)・着色して補修しました。枠も同様に、錆び取り、パテ、錆止め、着色していきました。
○ 補修後
作業レポート
今回の物件は比較的海に近いため、この1枚のドアだけでなく、合計8枚このように錆びてしまっています。
仕上がりにご満足いただき、今回は現在空き家の1室のみの補修作業でしたが、残りの11室も空室になり次第、順次同様の方法で補修を行う事になりました。
マンションの玄関ドアの補修について
このような玄関ドアでも、交換せずに直す事ができます。
マンションでは、玄関ドアがある同じ向きにある事も多く、サビや腐食などが複数の部屋で見られる場合もあるかと思います。
それらを一度に全て交換する事はとても費用がかかります。そんな時に補修技術であれば、交換よりも安価に直す事が可能です。ぜひご検討ください。
補修の場合は、交換せずに直す事ができ費用も抑えられます。
また同じ玄関扉がない場合や、お急ぎの場合にも補修で対応できます。