欠けたり割れたりしたタイルは直る?補修方法と費用について
タイルと聞くと、どんな場所をイメージされるでしょうか。
外壁、キッチン、浴室などタイルは様々な場所で使用されています。
使用されているタイルの種類・素材は様々ですが、どんなタイルにも硬いものを落としたり・ぶつけたりすると、欠けたり・割れたり・ヒビが入ってしまいます。
そんな傷のついてしまったタイルにも、実は補修は可能です!
今回は、タイルの補修方法と費用をご紹介します。
1. タイルの補修について
補修でタイルは直せます!タイルの欠け・割れ・ヒビなどがあっても直すことは可能です。
タイル調サイディングも同様に補修可能です。補修したあとは傷があったことが、ほとんど分からないように仕上げることができます。
- 引越しの前に綺麗にしたい・・・
- 台風で外壁タイルが欠けてしまって危ない・・・
- 海外から取り寄せたタイルを直したい・・・
- 工事の際に穴を開け間違えた
など、お困りの方は参考にしてください。
2. タイルの補修事例と費用
実際にどのように直せるのか、いくつかの事例をご紹介します。
外壁タイル
- 補修内容
- 工事中に足場をぶつけてしまい、外壁のタイルが割れていました。
約4時間の作業で補修完了です。
補修料金は30,000円でした。
外壁タイル調サイディング
- 補修内容
- 台風の影響により戸建のタイルに亀裂が入りました。貼りかえる事もできない、同じ物がない、だから補修で直してほしいとご依頼がありました。約2時間で作業完了しました。
補修料金は40,000円でした。
階段タイル(レンガ)
- 補修内容
- 外壁工事の為、足場を組まれてた現場で、足場の解体中にタイルの角が割れてしまった事例です。およそ作業時間は3時間程度です。
補修料金は30,000円でした。
※補修箇所は光の当たり方・見る角度によって色が違って見える事があります
3. タイルを補修で直すメリットとは?
最大のメリットは、最小限のコストで仕上がること
タイルの割れ・ヒビ・欠け・不要な穴が生じた時に、まずは張替えという選択肢が浮かびます。
ただ張替えはそもそも「色」「柄・テクスチャー(質感)」「サイズ」「形」が全く同じ商品が現存する場合のみ可能な手段です。
補修で直すということは部分的に直す事が出来るということです
一部分の欠けや割れを直すつもりが、同一商品が存在せず、全体的な張替えを行なった場合、膨大なコストがかかることは容易に想像できます。
補修は「欠けた」「割れた」などの部分を直接施工するので、全体的な張替えに比べてコストが抑えられます。
傷みがあったことが、わからないくらいの仕上がりも可能
誤解の無いように言うと、壊れたものは元通りにはなりません。しかし、補修をすることで元々の見た目を取り戻すことができます。
ただし、階段の角など局所的に荷重のかかる部分ではどうしても補修で対応しきれない場合もあります。
局所的に荷重のかかる箇所については、現場の状況から方法をご提案いたします。
張替えなどに比べて、作業時間が短くなることが多い
小さな傷でもおおよそ2時間以上の作業時間はかかりますが、切ったり、斫る(はつる)作業がないため騒音がなく、大掛かりな張り替え工事に比べて作業スペースも少なく、傷の程度にもよりますが1日で完了することが出来ます。
- 斫る(はつる)
- 叩き割ること
海外製のタイルなど入手困難なタイルも補修で直せます
実際に弊社にお問い合わせ頂いた事例で、海外製のタイルの補修があります。
割れてしまって直したいけど、同じタイルが見つからなくて困っているとのご相談がありました。
海外製の場合、同じタイルが見つからないことも多く、見つかっても取り寄せる運賃などを考えると費用がかさみ、代用品を探される方が一般的です。
ですが代用品では、代用した部分だけ色が若干違って見えたり、逆に浮いて見えてしまうという難点があります。
そんな時に補修はベストな選択肢となります。
数あるタイルの種類から、近似色を探しに探して張替えても全く色が違い、当社にて色を合わせて塗装をするという案件もあります。
▼塗装について詳しくは下記をご覧ください
4. まとめ
外壁タイルや替えのきかないタイルの欠け・割れは、部分的な補修技術で直すことができます。全体的な張り替えに比べてコスト、作業時間も小さく抑えることができます。
もちろんメリットもありますが、補修で直すデメリットもあります。なぜ傷んだのか?何のために直すのか? 全てをお伺いした上で、最良の方法をご提案しています。
弊社には様々な、タイルに関する補修事例があります。参考にご覧ください。
もちろん事例にないような場合でもご対応いたします。