波打った膨らみのある床フローリングを直す方法
フローリングの波打ちを補修した事例です。
![波打フローリング施工前1](https://way-o.com/cms/wp-content/uploads/2022/04/a3abf556ca52867b8470801b1825f0d9.jpg)
上から見た様子
補修前の状況
今回はフローリングが直張りしてあるマンションでした。
物件にもよりますが直張りの場合は、下地の状態が大きく影響します。
例えば、水をこぼしたりしていない場合でも、工事中の施工方法や湿度の変化によって、木材に含まれる水分の割合が変化して膨張することがあります。
今回の物件では、生活にも影響のある膨らみがあったので解消しました。
![](https://way-o.com/cms/wp-content/uploads/2022/04/24f852a8a1191f22ab6859590c93dd66.jpg)
膨らんでいるフローリング
数値状の落差は4~6mmですが、横から見ると割と膨らみがわかります。
また、リビングと廊下の間に見切りがない間取りのため、いくつかの箇所で膨張したフローリングが行き場なく上に突き上がっています。
作業レポート
全体にフローリングの隙間を広げていくことで、落差を無くしました。
![](https://way-o.com/cms/wp-content/uploads/2022/04/24406e6455f913823b1ca21b8bfaa002.jpg)
落差をなくしたフローリング
4~6mmの落差があったフローリングですが、横から見ても膨らみがなくなりました。
歩いても、落差がわからないようにすることができました。
まとめ
生活できなくはない床の膨らみでも、放置しておくとより突き上がってくる可能性があります。
事前に解消しておくことで、大きな家具を移動せずに直すことができます。
床を直すのは少し手間はかかりますが、後々のことを考えて事前に手直しをしておくことがおすすめです。
費用については、直す範囲にもよりますのでお気軽にご相談ください。