【西日の暑さ・紫外線対策方法】 窓に貼るフィルムは最高のアイテム!その費用は?
暑い西日の対策方法とは?
西日が当たる部屋は、冬は暖かく気持ちがいいですが、特に夏の夕方になると部屋にいられないほど暑くなってしまいます。
しっかり西日対策をしておくことで、快適にお部屋で過ごすことができるのはもちろん、電気代の節約もできます。
では、西日対策にはどのような方法があるのでしょうか?
部屋の暑さの原因は、約73%が外から差し込む光と言われており、カーテンやブラインドだけでは塞ぎきれないのが現状です。
または外構で家の内側からではなく、外側からも光を遮る方法もあります。しかし、外構だけは角度によっては西日を完全に防げない場合もあります。
そこで、今回は「窓に貼るフィルム」をご紹介します!
窓に貼るフィルムって何?
窓に貼るフィルムと聞いても、あまり馴染みがないかもしれません。
身近なものだと、スマホの画面に貼るガラスフィルムはご存知の方が多いと思います。スマホの場合は、画面を割れにくくする、ブルーライトから目を守る、などの効果を期待して貼られると思います。
「窓に貼るフィルム」についても、ざっくり言えばスマホと同じ考え方です。
しかし、窓に貼るフィルムにはもっと様々な効果があります。
例えば、災害時の飛散防止はもちろん、UVカット・遮熱・目隠しなどです。
窓に貼るフィルムの6つの効果
- 遮熱(暑さ対策)
- 断熱(寒さ対策)
- 防犯効果(セキュリティ対策)
- 紫外線対策(UVカット)
- 目隠し・デザイン(プライバシー対策)
- 台風などの災害時の飛散防止(安全対策)
窓に貼るフィルムの効果を比較
「本当に窓に貼るだけで効果あるの?」と、思われるかも知れません。
今回は、紫外線チェッカーでUVカットの比較をご紹介します。
フィルムなしの場合
今回は、外で検証しています。
紫外線を感知しないと数値は0になるのですが、数値が0.199となっています。
フィルムありの場合
そして、上と同じ条件でUVカットのフィルムを被せて計測しました。
すると数値が0.000となっています。
つまり、このフィルムを窓ガラスに貼れば紫外線をカットできるようになります。
窓に貼るフィルムは日焼けも軽減する
西日のあたるところは日照時間が長いため、室内であっても太陽の光に含まれる「紫外線のダメージ」を多く受けます。
そのため、紫外線が長く当たっているフローリング、家具、壁などは劣化が早まってしまいます。
また、お肌に紫外線が長期間あたると、シミやそばかすの原因になるといわれています。特に女性は、外出時は気をつけている方もいらっしゃると思います。
今回は、UVカットを数値でご紹介しましたが、窓に貼るフィルムには、暑さ・寒さ対策など求める効果によって貼る種類があるので、それぞれ選ぶことが可能です。
窓に貼るフィルムの施工事例
今回は、戸建てのおうちを紹介します。
窓が多くて暑いというお悩みがありました。
お庭を眺めたい!でも暑い!ということで、窓に貼るフィルムを施工させていただきました。
フォルム単体で見ると若干青色っぽく見えたりするのですが、ガラス全体に貼るとどちらが施工済みかわからないくらい違和感はありません。
そのあたりも、遮熱効果を重視するか、逆に透明度を重視するかによって選ぶフィルムが変わってきます。
窓に貼るフィルムの金額は?
掃き出し窓の場合
掃き出し窓とは、人が歩いて通れる窓です。
昔はホウキでゴミを外へ掃き出したことから、「掃き出し窓」と呼ばれるようになったようです。戸建やマンションで多い窓です。
- 掃き出し窓1枚につき
- 25,000円
腰窓の場合
腰高窓ともいわれています。こちらは人が歩いて通れない窓で、おおよそ大人の腰の高さからの窓のことを言います。
- 腰窓1枚につき
- 15,000円
窓に貼るフィルムの持続性は?
実際に貼ったあと、効果はどのくらい持続するのでしょうか?
フィルム自体の耐久年数は、環境にもよりますが、10~15年程度と言われています。
経年劣化によって端が剥がれたり、変色など見た目に変化が現れ始めたら、張り替えの時期となります。
まとめ
西日対策には、カーテンやブラインド、また外構など、いくつかの選択肢があります。
ただどれも西日を完全に防ぐのはむずかしいです。
部屋の暑さの原因は、約73%が外から差し込む光と言われており、窓に貼るフィルムは、貼るだけで西日対策が可能です。
しかも、日中はカーテンやブラインドを開けて過ごすことが可能になります。
西日の強い日差しを軽減するので、エアコンの効きが良くなり同時に省エネにもなるのでおすすめです。