【水浸しになったフローリング】自分でできる初期の処置方法について
「フローリングの状態を悪化させたり」「雑菌を繁殖させない」ために、下記の2つの処置をします。
- 水は新聞紙や雑誌で吸い取るように拭き取る
- 扇風機など熱の出ない風で完全に乾燥させる
という手順で対処します。
1. 拭く
フローリングが水浸しになってしまったら、まず水気を拭き取ります。
新聞紙や雑紙などでしっかりと水気を吸い取るようにしてください。
2. 乾かす
除湿機や扇風機などを使って完全に乾かしてください。
この際、ドライヤーなどを使うとその熱でフローリングが反り返ったりして変形しまうことがあるので「サーキュレーター」や「扇風機」など熱の出ない風がおすすめです。
床暖房がある場合は、温めて乾燥させてください。
消毒について
フローリングが水浸しになった際の対処法として、アルコール消毒で除菌という方法もよく目にしますが、それは、汚い水がついた場合の対応として考えて頂くのが良いと思います。
その理由として、アルコール除菌を使った場合「床のワックス」と「アルコール成分」が反応して、フローリングが白く変色したり、ベタベタしてしまう原因となることがあります。
なるべく、アルコール除菌は使わないようにしましょう。
まとめ
ひとまず、ご自身でできる処置は以上です。
もしフローリングにシミ、浮きなどが発生している場合は、腐食が進んでいる可能性があります。放置して大きな工事になる前に、その箇所のみ補修または張り替えをおすすめします。
水浸しになったフローリングの放置リスクと直し方、その費用については下記の記事をご覧ください。
水浸しになったフローリングは、火災保険で直せる?
火災保険とは、火事で家具や建物が損害を受けたときに、修繕費用を補償する保険です。
水漏れでフローリングが水浸しになってしまった時、火災保険の補償内容によって「水漏れも対象」となるケースがあります。契約内容が火災時や建物のみの場合は「水漏れは補償対象外」となりますのでご注意ください。
水漏れが起きてしまった際には、まず「保険に加入しているか」、加入している場合は「補償内容」を確認しましょう。
ちなみに、保険を使っても保険料は高くならないの?
「損害保険金=直す費用」は、ご加入の火災保険の「支払限度額内」で支払われるので、保険を使うことで保険料が高くなることはありません。
ただし、申請回数が多いなど、状況によって契約更新時に保険料が高くなる可能性はあります。
火災保険で直す流れ
一般的に、保険会社に電話をして状況を伝えるとともに、補修箇所の写真を送ります。その際、最初の電話と送る写真はとても大事になってきます。
火災保険の利用をお考えの場合は「保険会社への連絡」の前に、弊社までご相談ください。
※無料ダウンロードにご入力頂いたメールアドレスにこちらからご連絡はいたしません。お見積り・ご相談の場合はこちらからご連絡お願いいたします。