床暖房がある床の張り替えはできる? 床暖房があっても部分張り替えは可能です。
床暖房がある床の張り替えはできる?
「床暖房があっても、床の張り替えはできますか?」とよくご質問を頂きます。
結論からお伝えすると、床暖房があっても床の張り替えは可能(※1)です。
この記事では、床暖房を残したまま床の張り替えを行った事例をご紹介します。
もし別の会社さんで「床暖房があるので張り替えはできない」「床暖房も新しくしないといけない」と言われたことがある方もぜひご覧ください。
※1 張り替え対応はガス温水式床暖房が基本です。電気式も可能な場合がありますが、漏電のリスクがあるためご相談ください。
床暖房があっても張り替えは可能です
床暖房がある場合、よく張り替えはできないと思われている方が多いです。実際にご相談される会社さんによっては、お断りされる場合もあるかと思います。
弊社にも、他社さんに断られたあとに検索からご相談いただくことが多いです。
張り替えをご検討されている理由が、「水漏れをした」場合などは床暖房があるとさらに心配になるかと思います。そのような場合でも、張り替えは可能ですので事例でご紹介します。
床暖房のある床張り替えの事例紹介
事例 雨に濡れた床の張り替え
窓を開けている時に、雨が吹き込んでフローリングが濡れてしまった床です。近くで見るとふやけて、浮いているのがわかります。
これだけを見ると、ひどくは見えないですがフローリングをめくると違うことが多々あります。
フローリングの隙間から入り込んだ雨水によって、中にカビが発生していました。
特に直張りフローリング(コンクリートに直接貼るタイプ)は、防音のため裏側に綿入りのクッション材が使われており、水を吸いやすいのが特徴です。
カビが発生していたフローリングをはがすと、床 暖房が見えます。 傷をつけないように、気をつけながら張り替えを していきます。

張り替え作業中

張り替え完了
床暖房があると張り替えを断られる理由
基本的に床の張り替えでは、床暖房そのものを剥がすことはありません。
取り外すのは、床暖房の上にあるフローリング材や、裏側のクッション材(カビの原因になることがあります)、そして熱を効率よく伝えるためのアルミマットです。そのため、床暖房が設置されていても張り替えは可能です。
ただし、実際には「万が一、床暖房の温水パイプを傷つけたら…」という不安から、張り替え工事を断る会社さんも少なくありません。
弊社では、床暖房があるフローリングの張り替えも多数行っておりますが、施工が原因で床暖房が効かなくなったケースはありません。
従来は「床暖房がある場合は一式交換するのが当たり前」とされてきましたが、それには高額な費用がかかります。床暖房付きでも、張り替えだけで対応できるケースは多くありますので、ご心配な方はお気軽にお問い合わせください。詳しくご説明いたします。
原因によって火災保険で直せる場合があります
火災保険の補償内容によっては、補修費用が保険の対象となる場合があります。
「保険を使うと保険料が上がるのでは?」とご心配される方もいらっしゃいますが、火災保険では、あくまでご加入中の「支払限度額」の範囲内で損害保険金が支払われるため、基本的に保険を使っても保険料が上がることはありません。
※無料ダウンロードにご入力頂いたメールアドレスにこちらからご連絡はいたしません。お見積り・ご相談の場合はこちらからご連絡お願いいたします。
まとめ
「床暖房がある場合でも、床の張り替えはできますか?」というご質問をよくいただきます。結論として、床暖房があっても張り替えは可能です。
張り替えの際に取り外すのは、床暖房の上にあるフローリング材と、熱を効率よく伝えるためのアルミテープなどです。床暖房本体を剥がすことは基本的にありません。
ただし、床暖房の温水パイプなどを傷つけるリスクを懸念し、張り替え対応を断られる会社さんも少なくないのが実情です。
弊社では床暖房のある住宅での張り替え実績が多数ありますが、施工によって床暖房が使えなくなったという事例はありません。床暖房があることでご不安な点がございましたら、詳しくご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。