特集

2018/11/18

アルミサッシの腐食・キズを補修・修理する方法と事例。費用はどのくらい?

アルミサッシの腐食・キズを補修・修理する方法と事例

アルミサッシの素材について

アルミサッシに使用されているアルミニウムはサビに強く丈夫な素材です。
そのため、住宅の中でもよく使用されています。

しかし、結露など長年アルミサッシを使用すると腐食が進み、サビが発生する可能性があります。

今回の記事では、アルミサッシでご相談の多い腐食について、原因と補修方法を事例を交えながらご紹介していきます。

アルミサッシの補修をご検討されている方はぜひ参考にしてください。

 

1. アルミサッシの腐食の原因について

他の金属に比べるとサビに強いのがアルミニウムの特徴ですが、長年使用したり、お手入れをしていないと腐食してしまいます。

例えば、北側の窓廻りなどは、結露によってアルミサッシが経年で腐食したりします。

そもそも腐食とは?

一般的に、アルミに発生するサビを腐食と呼ぶことが多いです。
腐食とは、もともと金属が錆びたり腐ったりすることを言いますが、一般的にイメージする鉄の錆びとアルミのサビは少し違います。

鉄サビの場合、赤茶色のガサガサとしたものをイメージしますが、アルミのサビの場合、白い点々のような部分がサビになります。アルミに発生する腐食は白い点々以外にも、表面の塗装が浮き上がったり、ツヤがなくなったりするといった症状もあります。

腐食の原因について

アルミサッシの腐食は、簡単に言うとホコリや砂、汚れ、排気ガス、砂、潮風などが付着することによって腐食しますが、すぐに腐食するわけではありません。

その付着したホコリや汚れなどを放置していると、やがて湿気や結露と科学反応を起こし、アルミを腐食させていきます。

例えば、ホコリがつきやすい窓際のアルミサッシをメンテナンスせず冬場を迎え、外の気温との温度差で結露が発生し、腐食の原因となります。

アルミサッシ キズ 補修前

また、目に見える表面だけではなく、木材と接する裏側にも同様のことが考えられます。

木材は水分を含む性質があるので、アルミと接している部分の湿度が高くなると腐食が発生し、表面を腐食させる原因となります。

その他にも、アルミサッシを固定するために使われているビスの隙間に水分や汚れが蓄積し、ビス穴から腐食が進行することもあります。

つまり、 アルミサッシの腐食はホコリや汚れ、水分が原因 となります。

 

2. アルミサッシの腐食補修方法

続いて、アルミサッシの腐食を補修する方法をご紹介します。

アルミサッシの腐食を補修する方法は、

  1. 腐食部分を削り取る
  2. パテなど下地処理
  3. 密着を良くするためのプライマー塗装
  4. 塗装
  5. クリア塗装

という流れが一般的になります。

補修方法の説明

1. 腐食部分を削り取る
まず、腐食が発生した部分を取り除いていきます。やすりなどを使用して表面を削っていきます。
2. パテなど下地処理
必要性に応じてパテ処理をします。へこみなどを埋めます。
3. 密着を良くするためのプライマー塗装
密着性向上のためのプライマーなどの下塗りを行います。
4. 塗装
周りと色を合わせて塗装していきます。
5. クリア塗装
塗装作業が完了したあとは、補修面の保護をするクリア塗装を行います。

※補修箇所は光の当たり方・見る角度によって色が違って見える事があります

3. アルミサッシの腐食補修は、専門業者でも難しい

アルミサッシの腐食補修の作業で、特に塗装・仕上げの工程は、専門業者でも簡単な作業ではありません。

アルミサッシは素材の性質上、部分的な補修が難しく「補修」ではなく「交換・リフォーム」という選択肢を取ることが多いのも事実です。

実際に、アルミサッシの補修を行なっていない会社や、交換のみ対応しているというケースがほとんどかと思います。

それでも僕たちがアルミサッシの腐食補修をしている理由

交換・リフォームにかかる費用は、サッシの値段や窓の形状によっても変わるものの、安い場合でも5万円程度~10万円程度とかかります。

もちろん、あまりにも腐食がひどい場合は、リフォームしてしまう方が補修よりも安くなる場合もありますが、部分的に直すことで十分に対応できた事例があります。

白い汚れなど、気になる部分を「交換・リフォーム」で大きく変えるのは難しい。でも、部分的な補修でリフレッシュできるならして欲しい。

難しい作業にはなりますが、そんなご要望にお応えするためアルミサッシの腐食補修を続けています。

 

4. アルミサッシの腐食補修にかかる費用

補修にかかる費用を、事例をもとにご紹介していきます。

アルミサッシの腐食・キズを補修・修理する方法と事例2

補修費用
材料費(¥10,000)+作業費(¥30,000)+交通費(¥3,000)=合計43,000円

 

5. まとめ

今回の記事ではアルミサッシにできてしまった腐食を補修する方法についてご紹介しました。

アルミ素材は軽量で丈夫、そしてサビにくいというメリットの多い素材ですが、腐食を防ぐためには日々の掃除やメンテナンスが非常に重要な素材です。

すでに腐食が発生し、補修を行う場合は「補修が良いのか」「リフォームが良いのか」その選択肢から最適な方法を選ぶことになります。

弊社では、補修はもちろんですが、腐食の症状また費用面から、交換・リフォームが適していると判断した場合、交換・リフォームまでを行うことも可能です。

どうすれば腐食してしまったアルミサッシを綺麗な状態にできるか。そのためのご提案と費用をご相談の場合は、お気軽に一度写真をお送りください。

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