上張りしたフローリングが波打ちした場合の原因と対策方法
上張りをしたフローリングがふわふわ波打ちしてる状態

波打ちしたフローリング
フローリング波打ちの原因
フローリングが波打ちをしています。
この波打ちをしているフローリングは、上張りされたフローリングでした。
上張りとは、既存の床に新しい部材を重ねて張るリフォーム工法のことです。
つまり、現状見えているフローリングをめくると下のフローリングが見えます。

上張りフローリングをめくった状態
そして、今回の床の波打ちの原因は、このめくった下にあるフローリングが波打ちをしていることです。
その原因は、下記の写真の真ん中あたりに小さく見えるビス(ネジ)です。

下のフローリング自体が波打ちをしている状態

ビスを打ったフローリング
おそらく、上張り以前から波打ちがあったものの、ビス(ネジ)で抑えて上からフローリングを張られたようです。
ただこのように、一点のみを抑えてもいずれ波打ちが発生してしまいます。
実は、このように波打ちがあっても、ビスを打って上張りをするという事例はよくあります。
そして、その事例のほとんどが、いずれ上張りをめくって床を張り直すという高額工事となってしまいます。
フローリング波打ちの対策
高額工事を避けるためには、まず波打ちの場合は上張りをしないという選択になります。
上張りは、床材に何の問題もなく色を変えたいなどの場合は良い選択肢の一つです。
ただ、波打ちなどの症状がある場合は、上張りをしても再度波打ちが発生する可能性が高いです。
その際、上張りしたフローリングを剥がす作業も増えるので、工事自体も高額になります。
もし、床の波打ちがある場合は『フローリングをカットして調整していく』方法がおすすめです。

フローリングのカット調整前

フローリングのカット調整後
詳しくは下記をご覧ください。
もし、フローリング・床の波打ちでお困りの際は、上張りの前にご相談ください。
弊社で、最適な方法をご提案いたします。