外壁にできたキズやヒビ割れを補修で直す。その方法と費用。
外壁にキズや破損、
ひび割れができてしまっていることはありませんか?
- 何かをぶつけた
- 台風などでモノが飛んできてキズがついた
- 工事中にキズがついた
- 車が当たった
また、知らないうちにキズがついている場合もあるかと思います。
今回は、外壁を補修技術で直す方法と費用についてご紹介します。
外壁の素材について
まずはじめに「外壁」といっても、いろんな素材があります。
サイディング | タイル |
金属 | 石系(大理石・御影石など |
窯業系 | セメント系 |
素材については下記で補修費用とともにご紹介します。
色々な外壁の補修とその費用
1. 金属系の外壁(サイディング)
- 時間と費用について
- 作業時間:約3時間
費用:40,000円
- ポイント
- サイディングのヘコみの場合、全体の交換となるとかなりの時間と費用がかかりますが、 部分的に直す事で、時間と費用が抑えられます。
サイディングの補修については下記の記事で詳しく書いています
2. シャッター
- 時間と費用について
- 作業時間:約3時間
費用:45,000円
- ポイント
- シャッターに、台風の影響で凹みキズがついた事例です。 シャッターの傷や凹みも、全体を取り替えずに補修技術で直すことができます。
シャッターの補修については下記の記事で詳しく書いています
3.タイル系の外壁
- 時間と費用について
- 作業時間:約2時間
費用:30,000円
- ポイント
- タイルを新品に交換する場合、
「同じ柄のタイルを探す」→「発注」→「納品」→「施工」
といった流れがあります。 - その場合、同じ柄のタイルが見つかったとしても、 納品までの時間がかかり施工完了まで日数が必要です。
- そして、もし同じ柄のタイルが廃盤などでなかった場合は、
・似た柄のタイルで代用する
・全部新しいタイルに張り替える
といった交換方法になってしまう場合もあります。 - 補修技術で直す場合は、 キズのある部分を直接施工するので、同じ柄のタイルの発注は必要ありません。
- 発注の必要がないので、交換時に比べて時間を抑える事が可能です。
※また、同じ形・サイズ厚みのタイルを使い、色だけ合わせる事も可能です
4.コンクリート系の壁
- 時間と費用について
- 作業時間:約3時間
費用:35,000円
- ポイント
- 下地を成型しペンキを塗り直した場合、かなり広範囲になり、
ペンキを塗った所の境目がはっきりとわかってしまいます。 - ですが補修では、欠けている部分のみの補修が可能です。
- と言っても、事例のように外にあるものは経年劣化で、変色や汚れによって同じ塗料で塗っても色が違って見えてしまいます。
- そんな時は「調色」「エイジング」といった技術で経年劣化に合わせた見た目に仕上げることができます。※全体的な塗装も可能です
※光の当たり具合や見る角度によって色が違って見えることがあります
小さなキズを放置しないことで、外壁を長持ちさせる
あまり人目につかない箇所だからと、
放置してしまっているキズや傷みはありませんか?
例えば、ひび割れを放置しておくと、そこから雨水が内部に入り込みやすくなり、サビたり、建物内部の金属や木材が腐食や酸化してしまう事があります。
そのままにしておくと、建物内部の腐敗を修理する大掛かりな工事に発展してしまいます。
ひび割れやキズを見つけたら、小さいうちに対処しておくと安心です。
- ポイント
- 外壁の小さなキズやひび割れは、その都度部分的に直しておくことで 結果的に外壁を長持ちさせる秘策になります
知っておきたい、保険適用の外壁補修
外壁の補修で、台風被害などの自然災害によって被害を受けた場合には、ご加入の保険が適用できる場合があります。
保険が適用されるかどうかは、ご加入の内容によりますので、補修依頼の前に、1度保険会社・代理店さんに保険内容をご確認ください。
保険適用の補修について詳しくは下記の記事をご覧ください。