カメムシの対策方法は? 玄関など事前に虫を寄せ付けない方法はある?
ご自宅などに補修工事で伺うと、ここ数年特にカメムシが増えたと聞きます。
駆除をどのようにするかも大切ですが、実は事前に寄せ付けない対策をしておくと安心です。今回は、カメムシなど虫を寄せ付けない対策方法をご紹介します。
カメムシにミントは効果ある?
カメムシ対策として、よくおすすめされているのがミントです。
カメムシはミントの香りが苦手とされていて、ベランダや玄関にミントを置くとカメムシを寄せ付けないとされています。
もしカメムシでお困りの際は、ミントが効果的だと思います。ただ、それ以外の虫は?となると、やはり別の対策も必要になります。
事前に対策しておきたい、家に出やすい虫とは?
普段、家庭用殺虫剤・防虫剤などの虫ケア用品として、市販で販売されている対象生物はこのようなイメージです。
スプレーや置くだけのものなど、実際に試されたことのある商品も多いと思います。
スプレーを直接噴きかけるものであれば、効果を実感された方も多いと思いますが、置くだけのものであればどのくらい効果があるのか分かりにくいのも現状です。
また、それぞれの対象生物によって商品もあり、実際にすべてを置くとなると手間も費用もかかります。これらをすべてまとめて回避する方法はないのでしょうか?
すべての虫を回避する方法はある?
普段、家庭用殺虫剤として使用されているのはピレスロイドという成分です。
その成分を事前にご自宅の玄関まわりや窓付近に散布しておくことで、散布した箇所に虫を寄り付かないようにすることが可能です。
- ピレスロイド
- 除虫菊に含まれる有効成分の総称で昆虫類、両生類、魚類などに神経毒として効果があります。
1年を通して『虫』を建物に寄せ付けないための施工の流れ
次に実際にどのような方法で、散布していくのかご説明します。
1. 害虫シーズン前に噴霧する
害虫は気温が暖かくなると繁殖し発生しやすくなります。初夏に噴霧し、 秋頃まで効果が続けば一年を通して害虫の少ない建物を維持できます。
※噴霧する建物の構造や周辺の環境により持続性は前後します。
2. 効果が減少した頃には害虫シーズンが終了
冬場は害虫の動きが少なくなります。
一年間の発生率を少なくするには、複数回の施工をおすすめします。※施工場所に合わせて適切な回数を説明します。
ちなみに持続性を保つ条件として「雨に濡れない箇所」であることが重要です。しかし、昆虫などの生物も雨に濡れない場所で身を守る習性を持っているので持続性を保てます。
実際にどんなものを噴射するの?
弊社で取り扱っているのは、家庭用殺虫剤として使用されているピレスロイド成分を使用した『害虫ブロック』という液体です。
これは市販のものとは違い、平均持続が3ヶ月と長くなっています。その液体を、玄関まわり・窓まわり(必要だと判断した箇所)に噴霧していきます。
そうすることで、虫の来てほしくない場所を事前に守ることが可能です。
安全性に問題はない?
よくご質問いただくのは、安全面です。
玄関や窓まわりに噴霧して問題ないかですが、主成分のピレスロイドは、虫にとっては危険な神経毒であり、殺虫剤として高い効果を発揮し、主に昆虫類、両生類、爬虫類、魚類に対して毒性をもっています。
一方で哺乳類、鳥類に対してはほとんど無害であり、体内に入っても、速やかに分解され汗や尿等から出てきます。
また、ピレスロイドは空気・熱に触れると分解しやすい性質も持っているため、虫除けとして効果を発揮した後は残留や拡散をしにくく自然と分解されます。つまり、人に無害で強力な防除・駆除が可能です。
料金はどのくらい?
金額は、噴霧する範囲(液体の量)によって変わります。
目安としてですが、一軒家(戸建て)で、一回の噴霧で約15,000円ほど、お店や施設になると、大きさにもよりますが一回の噴霧作業で約30,000円ほどとなります。
一軒家(戸建て) | お店や施設 |
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約15,000円ほど | 約30,000円ほど |
どんな場所で使用されているの?
一軒家(戸建て)、マンションなどはもちろんですが、食品工場や公共施設、保育園などの学校、結婚式場、またホテルや旅館などでも取り入れて頂いています。
まとめ
虫が苦手な方は、実際に出たあとにスプレーを噴射するのも大変かと思います。
もし、カメムシに関わらず様々な虫でお困りの際は、ぜひ事前に寄せ付けない対策をご検討ください。
『害虫ブロック』という噴霧する主成分のピレスロイドは、虫にとっては危険な神経毒であり、殺虫剤として高い効果を発揮し、主に昆虫類、両生類、爬虫類、魚類に対して毒性をもっています。
一方で人には無害であり、もし仮に体内に入っても、速やかに分解され汗や尿等から出てきます。
詳細はお気軽に下記よりご相談ください。