歩くとフローリングの床が『ふわふわ』『ペコペコ』する原因。直す方法は?
フローリングを歩くとふわふわ・ペコペコと沈んだり、膨らんで波打ちっているように見えるけど、原因がわからない。
この記事では、フローリングが『ふわふわ』『ペコペコ』する原因と、その改善方法をご紹介します。
原因によっては放置したままにしておくと、大きな工事が必要になる場合もあります。ぜひ、改善方法をご覧ください。
床の波打ちの原因として考えられること
波打ちの原因として考えられるのは大きく下記の3つです。
- 床に水をこぼした
- 水漏れ、水浸しになったことがある
- 廊下からリビングまで見切りがない
ただし、水をこぼしたり、水漏れをしたことはないという方も実際に多くいらっしゃいます。そんな場合は『湿度が原因』だと考えられます。
また、築年数が長くなると『ふわふわ』『ペコペコ』といった、専門用語では『床の波打ち・浮き上がり』の症状がより目立つようになる場合もあります。
床の浮き上がり・波打ちの改善方法について
では、そのような浮き上がり・波打ちは直せるのでしょうか。

浮き上がり・波打ちを直す主な方法
弊社では症状によって、様々な方法で直します。
- 細かくカットしながら調整していく
- 廊下からリビングに間仕切りをつける
また浮き上がり・波打ちは、直してから再発しない方法で直すことも大切です。
改善方法は張り替えだけではありませんので、次章でご紹介します。
もし水に濡れた場合は、対象方法が異なりますので下記の記事をご覧ください。
できるだけ範囲を小さく直す
これまで管理会社さん、リフォーム屋さんなどに床のご相談をされて「張り替えるしかない」「直せない」と言われた方も多くいらっしゃいます。
ただ、弊社では基本的には張り替えをせずに『できるだけ範囲を小さく』直せるように方法を探します。
工事範囲を小さくすることは、工事時間を短くすることに繋がります。つまり、なるべく安く直す事が可能です。
弊社では『工事にかかる費用を最大限抑えて問題解決すること』を目指しています。
「ふわふわ」「ペコペコ」を改善した事例のご紹介
膨張して浮き上がったフローリングの改善
全体にカットで調整しながらフローリングの隙間を広げていくことで、落差を無くしました。
調整することで歩いても、落差がわからないようにすることができます。
廊下からリビングまでの波打ちの改善
廊下からリビングまでフローリングが続いています。
フローリングが長く続くため、全体的に波打ちがあります。
一番ひどい箇所はかなり浮いていました。
リビングと繋がるドア部分に、間仕切りを追加することで、フローリングにかかる負荷を軽減させます。
大きく浮き上がっていた和室部分も、浮き上がりがほぼない状態になりました。
季節によって沈み込みが軽減される場合
フローリングの『ふわふわ』『ペコペコ』する症状も、季節によって改善されるという方もいらっしゃいます。主な原因が湿度の場合、冬場などは改善される場合もあります。
逆に夏頃(湿度が高い時期)は、フローリングが伸びやすくなっています。
もし、湿度が原因の場合は、伸びている時期に施工すると再発しにくいため、フローリングが一番伸びている夏頃の施工がおすすめです。
まとめ
フローリングを歩くとふわふわ・ペコペコと沈んだり、膨らんで波打ちっているように見えるけど、原因がわからない。
水をこぼしたり、水漏れをしたことはない場合は『湿度が原因』だと考えられます。また、築年数が長くなると専門用語でいう『床の波打ち・浮き上がり』の症状がより目立つようになる場合もあります。
弊社では基本的には張り替えをせずにできるだけ範囲を小さく直せるように方法を探します。
- 細かくカットしながら調整していく
- 廊下からリビングに間仕切りをつける
再発しない方法で直すことも大切ですので、ご心配・気になる点があればお気軽にご相談ください。